はじめまして!去年秋よりせふぃろとでアルバイトをしているレンです!
僕は社会福祉士の資格取得のため専門学校に通いながら、週に1回程働かせてもらっていました。
さてさて。先日学校を卒業し国家試験にも無事合格できたので、鼻を高くして日々の学びや実習で感じたことを書いていきたいと思います(まだまだ若輩者です、すいません)。
僕は普通のサラリーマンから社会福祉士の道へ一念発起しました。ゼロからのスタート。まっさらな状態で学んできたのでみなさんにも共感してもらえる所があるかもしれません。
社会福祉士の実習は高齢者施設を選びました。せふぃろとで障がい者の就労支援の現場を知り、さらに学びの幅を広めるためです。僕のお世話になった高齢者施設は複合型の施設でたくさんの事業所を持っているのですが、主に入所施設にて利用者さんの生活に寄り添いながら実習を行いました。
驚きました。
同じ施設内の利用者さんでも支援の度合いがここまで違うのかと。果たして異なる課題を持つ利用者さんにとってここは良い環境と言えるのか葛藤葛藤の日々でした。ところが日を重ねるうちに利用者さん同士の関わり合いによる効果に気づきました。それによって生まれる力がどれほど強いのかがわかり、悩みが一蹴されました。
例えば姉妹で入所されている利用者さんは、より支援が必要である妹さんと一緒に入所されているからこそ自分自身が頑張ろうと思えるとおっしゃられていました。支援の程度に関わらず利用者さん同士で助け合い補い合う、職員→利用者さんの一方通行ではない支援の輪に高齢者施設に必要な姿を見ることができました。
何やら難しい話になってしまいましたが言いたいことはシンプルで、人と人との関わり合いすべてに言えることだと思うのです。せふぃろとでも利用者さんが抱える背景は様々です。だからこそ互いに助け合い補い合う力が生まれ、一緒に仕事をする仲間としての雰囲気があるのだと思います。僕自身もそうです。頼れる仲間、職員さん、先生がいることで「自分自身の弱みを見せて良いんだ」という気持ちになりますし、逆に頼られることで「必要とされている」「もっと頑張ろう」という気持ちになります。
「人は支援することで支援される」きれいごとに聞こえるかもしれませんがこの一年間で学校やせふぃろと、多くのボランティア経験で実感することのできた考え方です。この想いがもっと当然のように認識されるよう一人の社会福祉士として活動していきたい。そう思っています。以上!ぼやきでした!