一応1児の父親もやっているいわ~み~です。
今回は率先して育児参加している?中でのエピソードをツラツラと書いてみたいと思います。
いわ~み~には2歳半の娘(通称 抹)がいます。
抹は2歳半にしては言葉が多い方でマシンガンのように喋ります。
良く喋るようになってからこの子の発言に感心することが多々あります。
関西人特有の笑いの感性が感じられた最近のエピソードがありました。
ある時、娘がお店でビールが並んでいるガラスケースを見て
「とーたんのビール!!とーたん朝からビール飲んでる!!」と叫びました。
店内に居合わせたお客さんたちの視線が一斉に抹に向けられたあと
親である私に向けられた冷ややかな目線と苦笑いのようなものががありました。
一応予めしっかりと否定しておきますが私は朝からビールを飲みません。
何でそんなことを言ったのか考えてみると私は朝娘と食事をする際、必ずジョッキでコーヒーを飲んでいました。
晩酌をする際もジョッキで第三のビールを飲んでいたので抹の中でジョッキ=ビールと関連付けられていたようです。
そのようなエピソードを嫁さんに話したあと
「とーたん何飲んでる?」と抹に訊くと抹は息継ぎもせず一気にこのように話しました。
「とーたん朝はビール、昼はビール、夜はビール!!」
嫁さんが予想もしていない抹の言葉に笑い転げると抹はずっと持ちネタのように
「とーたん朝も昼も夜も、ビール飲んでる!!」
とよく言うようになってしまいました。
流石に保育園で他の保護者の方や先生の前で言われたらヤバイと思い
「とーたん、朝はコーヒーだよ」と少しきつめの口調で教えると
「とーたん朝はコーヒー、昼はビール、夜はビール!!」と言ったので次は
「昼はお茶だよ」と怒った顔で教えました。
すると私の前では「とーたん朝はコーヒー、昼はお茶、夜はビール!!」
と少し悲しげに言うようになりました。
それから数日して嫁さんの実家に寄った際
抹はおじいちゃんとおばあちゃんの前で
「とーたん朝からビール飲んでる、昼はお酒、夜はビール!!」
と言い始めました。
それでみんな思いがけない抹の発言に笑ってしまいました。
再ブーム到来、「とーたん朝からビール飲んでる!!」が受けてしまい抹はよく言うようになってしまいました。
2歳半でボキャブラリーの少ない抹がはじめは何気なく狙いもせず発した
「とーたん朝からビール飲んでる」の言葉が嫁の笑いを誘ってしまったがために
私をdisりながら人を笑わせることに楽しさを覚えてしまったみたいです。
いつどこで誰かに抹が「とーたん朝からビール飲んでる!!」
と言っているのではないかとヒヤヒヤしながら過ごしています。
上記のエピソードから私は専門学校で勉強したオペラント条件づけを連想してしまいました。
オペラント条件づけは、オペラント行動が自発的に行動された直後の環境の変化に応じてその後の自発頻度が変化する学習のことを言います。
『オペラント行動』→「とーたん朝からビール飲んでる」などと抹が言うこと
『正の強化:好子出現による強化』→周りの人が笑う反応
『正の弱化:嫌子出現による弱化』→「とーたん、朝はコーヒーだよ」と少しきつめの口調・「昼はお茶だよ」と怒った顔
となるのではないでしょうか?
「とーたん朝からビール飲んでる!!」で笑いが取れなくなってしまったあと
次は私へのどのようなdisで笑いを取りに行くか
不安でもあり
楽しみでもある
娘の成長を楽しむいわ~み~でした。