モリエッティです。2回目のブログバトンが回ってきました。
前回に引き続き、生活困窮者自立支援事業について書きます。
平成28年3月18日、認定就労訓練事業所と各区役所の生活困窮者相談の窓口の人が集まる交流会がありました。行って分かったことは、生活困窮者の窓口と就労訓練事業所のつながりがほぼない状態だということでした。
就労訓練事業所の情報が無い中、窓口の人が独自に情報を調べたり見学に行ったりしながら手探り状態で支援している状況になっていました。
そんな中でこの交流会は、お互いの顔を合わせて話ができる良い機会となりました。
その日は主に「就労訓練事業の利用率が低い状況をどう改善すればよいのか」という課題を分析するグループワークをしました。
① 認定就労訓練事業所の新規開拓が少ない
② 就労訓練事業の活用状況が低い
③ 企業等へのアプローチや事業周知
というような課題に対して話をしました。
今回、実際に顔を合わせて各区役所の窓口の人と話ができたので、つながりが深まった一日でした。
上記の課題が示しているように、働きたい人に合う就労訓練事業所が見つかるよう、各事業所のリストを作ることや冊子にするなどの広報も充実させる必要があるのだと感じました。
この交流会で出た意見をもとに、大阪市は就労訓練事業所見学の取り組みを進めていっています。
そして6月29日、実際に各区役所の窓口の担当者に向けて、就労訓練事業所(せふぃろと)の見学が実施されました。今回見学した内容は各区役所の相談窓口へ、パンフレットが配付されています。
せふぃろとでは、就労訓練事業を実際に受けたHさんにインタビューをした記事が今年9月発行の広報誌「せふぃろとのぽぁげ VOL.4」の7ページに掲載されていますのでご覧ください。
⇒せふぃろと広報誌のアーカイブページ
https://sp-sephiroth.jp/about/pr-magazine-archive/