はじめまして、アルミ缶と申します。
せふぃろとでは主にillustratorやPhotoshopの作業を担当しています。具体的にはともちゅんの巣で配布されている壁紙を作ったり、ともちゅんのうた動画のイラストを描いたりしております。
レトロラベル風のデザインの作り方 ~ともちゅんを添えて~
働いていると、仕事と仕事の間に空き時間ができることがあります。
そういうときは自習していていいことになっているので、ともちゅんのイラストを描きながらillustratorの練習をしています。
この間、レトロなラベルデザインの作り方を探そうと思ったんですが詳しく載った記事がなく、仕方なく自分なりに研究しました。
そのまとめを今回は書いておこうと思います。
枠を使う
レトロなラベルを見ていると枠の使用率が高いことがわかります。
このともちゅんイラストではリボンの枠・縞模様の枠・二重線の枠と三つの枠が使われています。
このともちゅんイラストではリボンの枠・縞模様の枠・二重線の枠と三つの枠が使われています。
左右対称
左右対称の配置にするとレトロっぽくなります。当時のはやりだったのでしょうか。
このラベル風デザインもともちゅんが横顔になっている以外はほぼシンメトリーです。
完全なシンメトリーよりちょっと崩してあるほうがしっくりくる気がします。
このラベル風デザインもともちゅんが横顔になっている以外はほぼシンメトリーです。
完全なシンメトリーよりちょっと崩してあるほうがしっくりくる気がします。
色を絞る
使う色を2色~4色ぐらいに絞るとレトロっぽく見えます。昔は多色刷り文化だったからだと思われます。
このイラストで使われているのは黒+オレンジ+背景色の白。普通の黒なんですが、オレンジと合わせると茶色っぽく見えるのが不思議です
このイラストで使われているのは黒+オレンジ+背景色の白。普通の黒なんですが、オレンジと合わせると茶色っぽく見えるのが不思議です
印刷のずれ風の効果をかける
「ともちゅんの巣」の文字部分では、アピアランスで塗りを追加、その塗りを少しずらすことによって印刷のずれを表現しています。
本当はほかの場所も塗りをずらしたほうがいいのかもしれませんが、バランスよくずらす方法がわからなかったので中途半端なずらし具合になってしまいました。
文字は「ピグモ00」というフリーフォントです。癖が強いので読みづらいですが、漢字が多く収録されていてロゴやタイトルに使うのには便利です。
昔風に横書きの方向を逆にしてみましたが、これもすごく見づらいので、実務ではやめたほうがいいのかも。
本当はほかの場所も塗りをずらしたほうがいいのかもしれませんが、バランスよくずらす方法がわからなかったので中途半端なずらし具合になってしまいました。
文字は「ピグモ00」というフリーフォントです。癖が強いので読みづらいですが、漢字が多く収録されていてロゴやタイトルに使うのには便利です。
昔風に横書きの方向を逆にしてみましたが、これもすごく見づらいので、実務ではやめたほうがいいのかも。
曲線に沿ってテキストを入力
リボン枠に沿わせるのもそうですが、円や円弧に沿ってテキストを入れるデザインが多いです。
今はillustratorがあるからいいんですが、昔は手作業でレタリングしていたわけで、作業は面倒だったろうなと思います。
今はillustratorがあるからいいんですが、昔は手作業でレタリングしていたわけで、作業は面倒だったろうなと思います。
両側にキャッチフレーズを追加
昔のラベルは横側に「滋養強壮」「栄養満点」のようなキャッチコピーが入っていることが多いです。
かっこいいキャッチコピーが思い浮かばないのでともちゅんのうたから抜粋しました。
漢字だと重すぎるかな……と思ってカタカナにしてみました。
かっこいいキャッチコピーが思い浮かばないのでともちゅんのうたから抜粋しました。
漢字だと重すぎるかな……と思ってカタカナにしてみました。
古紙テクスチャを追加
仕上げにPhotoshopで古紙のテクスチャを貼りました。
テクスチャはさくっと雰囲気が出るのでつい多用してしまいます。
テクスチャはさくっと雰囲気が出るのでつい多用してしまいます。
まとめ
いろいろ工夫したおかげでそれっぽくはなったのではないでしょうか。いかに昔風のデザインを分析して取り入れるかが肝ですね。
こんな感じで自習時間中は過ごしてます!
こんな感じで自習時間中は過ごしてます!