はじめまして。5月より新しく入職しました、コショーです。
ブログを書くことがほぼないので、何を書こうかと悩みましたが、今回は最近読みました本を紹介したいと思います。
ミヒャエル・エンデ作の『モモ』という児童書ですが、読まれたことはありますか?
児童書なので昔に読んだことがあったような…という方も多いのではないでしょうか。
私も作品名は知っていたのですが、読んだような、ないようなという記憶です。
この作品を読もうと思ったきっかけがありまして…
社会福祉士の専門学校に行っていた時にとある先生が「モモを読みなさい。これが社会福祉士です。」というようなことを言っていたため、気になって読んでみました。
『モモ』のあらすじはこんな感じです。
町はずれの円形劇場あとにまよいこんだ不思議な少女モモ。町の人たちはモモに話を聞いてもらうと、幸福な気もちになるのでした。
そこへ、「時間どろぼう」の男たちの魔の手が忍び寄ります…(アマゾンより抜粋)
ファンタジー物が苦手な私にはウーム…読めるであろうか…と思いながらも、読み進めるうちに面白くなってきてしまい、あっという間に読んでしまいました。
読み終えて何となく先生の言われた意味がわかったような気がします。
主人公のモモは、黙って町の人々の話に耳を傾け、いざという時には人々のために行動を起こしていきます。
こうした姿勢が社会福祉士と重ね合わせる部分があるのかなあと思いました。
『モモ』は児童書ですが、時間の使い方や人間関係など大人にも向けられた哲学的な本だなあと思います。興味のある方は、ぜひ読んでみてください。