こんにちは。主に車の運転業務や月末月初の広報誌の封入・仕分け・配達業務を担当しているA,Tと申します。
先日、兵庫県神戸市で行われた「温泉ソムリエ認定セミナー」を受講してきました。
高校を卒業して初めて就職した会社の同期の仲間と月に何度かスーパー銭湯や温泉に出かけていました。 2000年当時、栃木県の鬼怒川温泉で写真撮影の仕事をしていました。日中は日光江戸村や日光猿軍団で、夕方は鬼怒川温泉のホテルでそれぞれスナップ写真や集合写真の撮影や販売の作業をしていました。2006年当時も北海道の阿寒湖畔温泉や知床温泉、温根湯温泉で写真撮影や販売の作業をしていました。
以前から温泉地がテーマのテレビの旅番組などをよく観ていて、なんとなく調べていましたら「温泉ソムリエ」と言う民間資格が有る事を知りました。「温泉ソムリエ」の認定セミナーは主に東京都などで行われているのですが、6月27日に兵庫県神戸市で認定セミナーが行われると言う事で申し込んで受講してきました。
「温泉ソムリエ」の認定セミナーでは4つの講義がプログラムされていました。
・1時間目:「温泉の基礎知識」、温泉の定義や泉質の種類、などを教えて頂きました。
・2時間目:「正しい入浴法」、入浴事故を防ぐ入浴方法などを教えて頂きました。また、より効率よく温浴効果が得られるような入浴方法も教えて頂きました。
・3時間目:「温泉分析書の読み方」、フロントや脱衣所に掲示されている「温泉分析書」の読み方を教えて頂きました。「温泉分析書」を見る事で泉質名や効果・効能をより詳しく知る事が出来るようになります。
・4時間目:「まとめ講座」、「温泉分析書」をさらに深堀りして温泉の濃さや温泉にどのような成分が多く含まれているかを知る方法を教えて頂きました。
例えば大阪から近い温泉地の「有馬温泉」。「有馬温泉」には日帰り温泉施設の「金の湯」が有ります。
「金の湯」の温泉に入っている化学成分はお湯1リットルあたり約44,790ミリグラム、一般的な入浴剤の化学成分は約250ミリグラムくらいなのでお湯の濃さは約180倍くらいとなっています。「金の湯」のお湯はとても濃厚(高張性)なので”湯あたり(頭痛・めまいなど)”をしやすい温泉となっています。 「頭に水で濡れたタオルを乗せる」「定期的に水分補給をする」「浴槽に入ったり出たりを繰り返す”分割入浴”をする」「熱いお風呂に長時間入らない」ようにすると“湯あたり”を防ぐ事が出来ます。
女性の方が気になる「美人の湯」。「温泉分析書」の泉質名に「炭酸水素塩泉」「硫酸塩泉」「硫黄泉」と記載されていたら美肌効果が期待出来ます。また、pH値がpH7.5以上なら同じく美肌効果が有ります。
大阪近県の「美人の湯」は和歌山県の「龍神温泉」。「日本三美人の湯」と言われていてpH値がpH7.8となっています。不要な角質を取り除く効果があり、肌からの水分蒸発もしやすく乾燥するので、入浴後早めに保湿剤を塗ったりすると良い温泉です。
「温泉ソムリエ」のセミナーを通じてより温泉について詳しくなりました。せふぃろとで温泉についての話題が出ましたら会話の輪に入らせて頂けたらと思っています。