大阪保健福祉専門学校から実習にきた松田友美です。
今まで一般企業でしか働いたことがなかったのですが、身内に障害者がいることから、障害者の就労支援に携わりたいと思い、社会福祉士を目指しました。仕事と夜間の専門学校、国家試験とヘトヘトな中、国家試験が2月7日に終わってすぐに実習に突入。最初の一週間はアドバイスいただいている内容がさっぱりわからず、戸惑ってばかりでした。
ですが、2週間目が過ぎようとした時にようやく、専門学校で学んだことを、実際に行っていくことが実習だと気付き、様々な技法やアプローチを用いて会話することを心がけました。
私はとにかく、会話の主導権をとってしまうことが多かったので、相槌以外してみないのはどうかとアドバイスをいただきました。これは私には非常に有効で、それくらいの気持ちで聞くに徹することを学びました。
一口に実習といって、みな希望する先はバラバラで、実習先によっては希望通りの実習ができるとは限りません。こちらの実習先は、たくさんの実習生を受けいれており、何度も同じ話をしているはずなのに、メンバーさんはみなさん好意的に何でも話してくださり、有難かったです。
ご自身の仕事が立て込んでおり、とても忙しかったにもかかわらず、私が希望通りの実習ができるように親身になりアドバイスや計画を作成して下さった指導者のIさん。別の職員の方から、遅くまで残って仕事をしていたと聞きました。一般企業でしか働いたことがなかった私に細かく、ワーカーとしての考え方を教えていただき、深く感謝しております。他の職員の方々もみなさん個性的で、でもメンバーさん(利用される方々)の思いをいかに汲み取るのかに焦点をあて、支援されている姿勢に多くのことを学ばせていただきました。
お忙しい中、個別支援計画を作成させて下さったメンバーさん有難うございます。デザインや文章作成や料理と多彩な才能があり、本当に素晴らしいと思いました。あっという間に作成されるロゴデザイン!その意味も考えられる能力は誰しもが持ち合わせているものではありません。これからもその才能を生かしてご活躍されることを楽しみにしております。
こちらを設立されたS職員が、「障害者とは健常者が生みだすもの。」とおっしゃっていました。あちらとこちらに区別するのは健常者なのだと深く共感するとともに、今後、私には何ができるのかを日々考えて歩みを進めようと思いました。
最後になりますが、ご指導いただきました職員の皆様、そしてお話をしてくださったメンバーの皆様方本当に有難うございました。
※追伸 社会福祉士試験に合格しました♪♪♪