大阪保健福祉専門学校(昼間部)から実習に来た鈴木美聖です。
2023年6月1日~7月4日までの24日間、実習させていただきました。
実習を通して学んだことや得たことはたくさんありますが、その内容をここに書くのではなく、なぜそれだけのことを学べたのかに着目することで、せふぃろとでの実習の良さが書き残せると思いました。
まず、せふぃろとでの実習は主体性が重視され、どんな実習にするか自分で考えることができます。職員さんにはことあるごとに『何かしたいことはありますか?』と聞かれ、実習生はその度に緊張と困惑で、聞かないで欲しいと思うでしょう。ですが実習が進むにつれ、こんなことやってみたい、こんな様子が見たいなど主体性がでてくるようになります。
それは職員さんが意見を否定せず一緒に考えてくれることで、言いやすい関係や環境づくりをしてくださったおかげです。どんなことが学びたいか、抽象的でも伝えることで職員の方が親身になって具体的な方法を提案し、振り返りもしてくださいます。限られた時間の中で大変ではありますが、意欲的に取り組めば取り組むほど何倍にもなって返ってくるのを実感しました。
また、実習中に出てきた考え方に対する疑問、引っかかり、腑に落ちないことなどは心ゆくまで揉み解してくださいます。自分でもどこに引っかかっているのかわからないような事でも、なんとか汲み取ろうとしてくださり、安心して発言できます。
また、外とのつながりを積極的に持たれている事も、せふぃろとでたくさん学べた理由の1つです。大阪市障がい者就業・生活支援センター、社会福祉協議会、他の福祉事業を行っている会社の人など多方面での関わり、地域の連携を持たれていてマクロの視点を感じやすかったと思います。
そして、全職員の方が実習の面倒を見てくださることも大きかったです。いろんな考え方の職員さんからご指導いただける機会を1回の実習で得るのはとても貴重です。いろんな考え方に触れることで比較が出来るのもせふぃろとで実習させてもらえたからこそだと思います。
実習期間をどんな風に過ごすかとても悩みましたが、せふぃろとにはここに書ききれていないことも含めて学びたいと思えることがたくさんあり、1か月間が充実したものになりました。多方面から親身になって関わってくださった職員の方には感謝でいっぱいです。親切に作業内容を教えてくださったメンバーさん、楽しくお話してくださったメンバーさん、実習最後の日を惜しんでくださったメンバーさん、たくさんご迷惑をおかけしましたが本当にお世話になりました。ありがとうございました。