大変ご無沙汰しております、利用者のおくらです。
タイトルがポエマーの様ですが、今回は色彩心理学のお話です。
残念ながら私は心理学者ではないのでネットサーフィンをして得た知識でお送り致します。
(ですので少しの誤りはご容赦ください。)
まずはこちらの絵をご覧ください。
何か感じますでしょうか。
私が初めてこの絵を見た時は、極太の眉毛にしか関心を持てませんでした。
しかし眉毛に釘付けになっているうちに、だんだん周りの情景や絵のタッチへと視界が広がり、終いには「なんて心洗われる絵なんだ…」とこの絵の虜になってしまったのです。
仕事中に息が詰まったり、しんどくなった時に自然とこの絵を見るようになりました。
そう、この絵を描いたのがニコ・ピロスマニさんです。
ニコ・ピロスマニさんに関心を持たれた方は、Wikipediaへのリンクを貼っておきますのでそちらを。(ニコ・ピロスマニ-Wikipedia)
今回は、何故私がこの絵『女優マルガリータ』という作品の虜になってしまったのかを、色彩心理学を用いて紐解いていこうと思います。
まず印象的な明るい青色ですが、気持ちを穏やかにする作用があるそうです。
最早「ストレス軽減に強い力を持つのは青」と言うのは定説。専門家の間では常識なんですって。
実際に、青で占有された環境や教室では、癇癪や行動問題が低下するという研究結果もあるのだとか。
私が仕事中にちょいちょい見て、心が落ち着いたのも頷ける。うん。
この絵に限らず、ストレスを抱えている、又はストレスを感じやすい方は、空を見上げたり、海を思い浮かべたりすると良いそうですよ。
次にマルガリータさんの華やかな白色。白は誠実や空間に対する開放性だけでなく、平和や癒し、そして静けさを感じ取る色だそうです。
透き通った肌や服の白色には、ピンクや青なども混じっていて見て飽きない。じーっと見ている間に、イライラも落ち着いたのでしょうか。
最後に地面の緑色。緑がリラックス出来る色というのはよく耳にしますよね。うつ病などに悩んでいる方にも効果があるそうです。
この絵の緑は少し濃いけれど、差し色の黄色と相まって鮮やかな緑も感じ取れます。
と、つらつら書き綴りましたが如何でしょうか。嘘だ~と仰る方も勿論いらっしゃると思います。あくまで私のお話です。
余談ですが、緑は『愛の芽生え』を示す色でもあるそうです。
実は、マルガリータさんは、ニコさんが全てを捨ててまで愛したお人なのです!その逸話はロマンチック過ぎて詩や歌になった程。(詳しくはWikipedia!)
純真な心で描かれた愛のある絵だという事も、私が癒された一因かもしれません。なんてね。
以上、おくらの色彩心理学的考察でした。