大変ご無沙汰しております。分室勤務のはしくれです。
前回の投稿からなんと1年以上も経過してしまいました。というのも仕事が忙しく、記事を書く時間 (と体力) の余裕がなかったからです。
新型コロナウイルス禍で不況のなか仕事があるというのは大変ありがたいことですが、他のことがおろそかになるのもどうかと思いますね。
さて、前回と同じような内容でお送りします。いつも通りくどい内容だと思うので、お時間に余裕のない方は適当に読み流していただいて構いません。
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コンテンツ目次
- せふぃろとでのお仕事について
- 趣味と近況
せふぃろとでのお仕事について
前にも書いた通り、前回から1年以上も開いているのでその間に紹介できる成果物が増えました。
おかげさまでショップカードからECサイトまで携わる仕事の種類も多彩になっており、分室での仕事を通じて自分自身がより成長している実感が湧いています。
趣味と近況
さて、新型コロナウイルスが猛威を振るい、慢性的なマスク不足に陥ったことでこの国では布製のマスク、特に手作りマスクに注目が集まりました。
そして今日でもたくさんの手作りマスクやそのレシピが作られています。(ポリフォニーのminneショップでも販売されていますのでご興味のある方はどうぞご覧ください。 ⇒ POLYPHONY WORK’S GALLERY)
私も自宅に眠っていた布とマスクゴムを使ってマスクを作り、比較的感染リスクの少ない場所にいるときはそれを使ってできるだけ使い捨てマスクの消費を抑えています。
そのマスクは一応型紙から自分で手作りしたものですが、デザインのオリジナリティを意識しすぎるあまり工数が増えた上に不恰好なモノになってしまったのでお見せできません。悪しからず。
また、7月に入ってスーパーやコンビニのレジ袋が有料になったことも話題になりました。私の場合はスーパーへの買い物にはマイバッグを持って行く習慣がありましたが、それでもくずカゴのゴミや排水口の生ゴミをキレイに捨てるためにレジ袋は必要だったので少々困っています。たかがくずカゴのゴミ1つのために3円払うのも勿体無いと思ってしまう程度には貧乏性なのです。これからどうしたものか…
それはさておきマイバッグについてですが、スーパーで買い物をするときなどに使う大きくて丈夫なものは出回っていますが、コンビニでちょっとしたお弁当やパスタなどを買って持ち帰る時にちょうどいいサイズの袋がなかったり袋に入れても中身が安定せずに斜めになってしまうことがあると思います。これはレジ袋でも割とありがちですね。
そこで、その問題を自己解決すべくお弁当やパスタなどを入れるのにちょうどいいサイズでバランスのとれる袋を作ることにしました。
コンビニパスタにぴったりなマイバッグをつくってみた
容器のサイズを測る
まずはコンビニパスタの容器の直径と高さを測ります。今回はコンビニで一般的に売られている普通サイズのパスタの容器を対象としています。
円周を計算し、型紙を作る
円筒型の袋を作るためには前項で測ったサイズの情報だけでなく、円周の長さも必要です。円周の長さを出すには計測した直径に円周率をかけます。(小学校で習いますね!)
そして、その情報をもとに型紙を作ります。初めは完成形のスケッチから展開図を手書きで起こし、そこから正確な寸法のデータをIllustratorで作ります。
底や側面のサイズについては商品を出し入れがしやすいように少し大きめにしました。
縮小サイズのプロトタイプを作る
今回は比較的大きなサイズの作品となるので、わざわざ手縫いで原寸大のプロトタイプをいくつも作っていると時間がかかります。(じゃあミシン買えよという話ですが)
なので一旦1/4サイズに縮小した型紙でプロトタイプを作ることにしました。現物よりは小さくなりますが、基本的な作り方は一緒なので手順の把握や改善点の発見には十分使えると思います。
型紙を修正する
プロトタイプを作った結果、型紙に修正点が見つかったのでそれをIllustratorのデータに落とし込みます。
この場合の修正点は側面で、紐通しの部分の縫い代の位置を考えると側面パーツは1つにするよりも2つに分けて縫い合わせたほうが綺麗にできると判断したのでそれを反映させています。
さて、この続きを…と言いたいところですが、実は現時点でまだ完成しておりません。
というのも仕事で疲れていたり他の用事が入ったりして手をつける余裕がなかったからです。いつもはしくれの記事をお読みくださっている方々(いるのか?)には大変申し訳ないのですが、次回の記事にて続きをまとめさせていただきます。
リレー形式なのでいつ頃になるのかはわかりませんが、どうか気長にお待ちくださいますようお願いいたします。以上、はしくれでした。